コジコジのモラトリアム日誌

私はいつだって迷ってばかりだけど、遠回りしたからこそ見えた景色がありました。このブログはそんな私の成長記録です。

二年後の自分が見えない

こんにちは。卒業後に田舎でフリーアルバイターになるコジコジです!

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gap-year.hatenablog.com

 

二年後の自分が見えない

卒業後は田舎でフリーアルバイターになると高らかに宣言している私ですが、それについて何の不安もないのかと言われれば、肯定はできません。

正直不安です。

「本当に私はこれでいいのか」と

 

 食と生活、仕事が都会と比べて密接に結びついている田舎暮らしに憧れるのと同時に、都会のキャリアウーマン的な働き方にも憧れがあります。

 「それならまずは新卒切符を活用して、就職すればよかったじゃないか」と言われそうですが、ブログで何度も書いているように、どうしても就職という道に対してわくわく感を持つことができませんでした。

それに加えて組織に属すことへの強い恐れがありました。

 

組織に属すことのへの恐れ

以前のブログでも書いたように私は高校生の時に体調を崩してしまいました。

私は吹奏楽部に所属しており、休みの少ない中で学業と部活を両立させるために常に気を張っていなければならなかったということもありますが、個人として集団のペースについていけなかったということもあります。つまり落ちこぼれたんですよね。

私の高校の吹奏楽部は、中学から同じ楽器を続ける経験者が多かったのですが、私は高校から新しい楽器にチャレンジすることにしました。

自分で決断したことでしたが、チューバ(低音の金管楽器)からオーボエ(高音の木管楽器)への変更は慣れるのが本当に大変で、ストレスがたまってしまいました。

全ては集団についていけなかった私の責任です。

 

大学の途中までは何度も部活中の夢を見て、なんとも目覚めの悪い朝を迎えていました。

最近はやっとそのような夢を見ることがなくなって、気持ちが楽になりました。

それでも青春物語みたいなのは昔を思い出すので苦手ですね。

 

大学に入ってからは空港でアルバイトをしていたのですが、仕事を覚えること以上に気にしなければならない問題は人間関係でした。

「人にどう思われているか」とか「質問するのが怖い」などと考えてしまい、人と関わって仕事をすることに強いストレスを感じてしまいました。

 

空港で8ヵ月間のアルバイトを終えた私は、試食販売のアルバイトを始めました。

このアルバイトは毎回異なる場所に行くので、初めは毎回緊張して神経をすり減らしていたのですが、以前のように働く場所が固定されているアルバイトとは違い、継続した人間関係を作らなくてよいため、気が楽になりました。

 

どなり声が響き渡る場所で一日11時間旅館でリゾートバイトをしていたこともありますが、それは一カ月間だったので、その環境をむしろ楽しんでいました。

 

つまり私は組織に属す場合一カ月くらいまでなら快適に過ごせます。

しかし、長期間密接な人間関係の中にいることが耐えられないのです。

つまり正社員として、長期間働くことを期待されて会社に入ることがどうしても重いと感じてしまうのです。

 

私は常に放浪していたいという思いがあります。

常に新しい場所で新しい人と新しいことをすることに興味があります。

つねに新しい世界を見ていたいのです。

その点試食販売のアルバイトは好きな時に休めるので旅もしやすいし、重苦しい人間関係もありません。

卒業後もこのアルバイトがしたいとは思いませんが、一つの会社に属すのではなく、季節によって異なる仕事をすることに私は魅力を感じています。

また、自分の暮らしを自分で作っていくことを重視したいと思っているので、都会的な暮らしよりも農的な田舎暮らしをしたいのです。

しかし、ずっと同じ地域にいるのも嫌なので、やはり田舎でフリーアルバイターになることが今の私にとって最善の選択なのだと思います。

 

しかし、十年後を考えた時にそれでは自分の武器と言えるものを手に入れることができないような気もしています。

地域で新しいことを初めて輝いている人は大抵一定期間の会社員経験があり、それを生かして、自分で起業などをしています。

 

それを見るとやはり私も一定期間の会社員生活を経て、そこで培った自分の武器を生かして、個人で生活を作っていくことが必要なのかもしれないと思っています。

また、今の私はビジネス的な視点で社会を見ることができないので、やはり一定期間一つの会社で働くことは、私のこれからの人生をより良いものにするために必要なのかもしれません。

 

ここで私が就職に踏み切れない理由とこれから就職するために何をすべきなのかを整理していきたいと思います。

 

私が就職に踏み切れない理由

  • 就職すると長期間働くことを求められる。(辞めたくなった時にすぐに辞められない)
  • ずっと同じ人と働かなければならない。→密接な人間関係はストレスがたまる。
  • 仕事を覚えることより人間関係を恐れすぎてしまい仕事に集中できない。
  • ブラック企業に就職してしまったら病気になるかもしれない。
  • どの会社に入るべきなのかが判断できない。

 

就職したくない問題を解決するために

  •  長期間働くことで得られることを知る。
  • 「人間関係がめんどうだ」という思い込みを捨てる。
  • 世の中にブラック企業はそれほど多くないことを知る。
  • 会社のことをとことん調べ、興味を持つ。
  • 様々な社会人に話を聞いて仕事のおもしろさを知る。

 

 

次に考えなければならないのはいつどのように就職先を見つけるかですね。

 

自分に合う就職先を見つけること

 就職活動は大学三年の三月から本格的に始める人が多いと思いますが、私は入社する一年近くも前から就活をして内定をもらえたとしても、やりたいことが就職するまでに変わってしまうのではないかと思います。

また、私は一回就活をしてみて、就活サイトに登録をして、なんとなく説明会に行って、なんとなく選考を受けても自分に合う企業は見つからないのだと実感しました。

 

ではどうしたら自分に合う就職先が見つかるのでしょうか?

やはりまずは社会人に話を聞いて、自分が働くイメージをもっと明確に持つことが大事だと思います。

それ以外にできる方法はまだ考え中なので次回以降に書きたいと思います。

 

既卒の大学生は就職しにくいらしい

日本では卒業する前に就職を決めなければ就職することが難しくなると言われています。

 

 大学の先生に私の卒業後の計画について話すと、「二年後に就職したいなら、卒業後の一年間の過ごし方は、親の介護など正当な理由になるような嘘をつきなさい」と言われました。

その理由としては、「身分をきちんと証明できない期間があることは日本ではよしとされていないこと」、「大学を卒業して定職についていない人は就職してからもすぐに辞めてしまいそう」だと思われ、企業は採用したくないのだということでした。

 

それを聞いて、私はうそをついてまで採用してもらわなくていいと思ったし、大学卒業と就職の間にブランクがあるからと言って社会からから排除されるような社会に順応して生きていく必要はないと思いました。

日本では、転職するときも次の仕事との間に空白の期間があると良く思われないようなので、今のうちにそのようなしがらみから一歩外に出て、自分のペースで生きていける仕組みを作りたいと思っています。

 

 私が他者に与えられる影響は小さなものですが、私が自分らしく生きることで、私の周りにいる人が「自由に生きてもいいんだ」と思い、少しでも肩の力を抜いて生きていけるようになったらいいなと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。