あれから1年10カ月 社会人になった今の私
ふと久しぶりにブログを書いてみたくなって
こんにちは。コジコジです!最後にブログを書いてから1年10カ月もの月日が流れてしまいました。
私がずっとこのブログを開かなかったのは、大学生のときの自分が恥ずかしかったから。
「いつも自分に自信がなくて、先が見えなくて不安で、どんな生き方をしていけばいいのかわからない。」
そんなどうしようもない自分の思いをブログにぶつけていた、当時の自分が恥ずかしく思えてしまって、社会人になってからずっと封印していました。
でも「またブログを書きたいなー」とふと思ったんです。
きっかけは11/2,11/3に参加した、日本仕事百貨さんが主催する「地域を編集するゼミ」でした。
地域を編集するゼミについて
地域を編集するゼミは3回に分けて行われます。
第1回は日帰りで編集について学び、2回目は1泊2日で、日立市で活躍されている方々のお話を聞きながらインタビューについて学び、3回目は1泊2日で、インタビューの実践をして、その後、記事を書かせてもらうというものです。
今回は第2回目で、初めて訪れた日立市を歩きながら日立市の空気を感じ、講師の方がそこで活躍されている方々にインタビューをするところを見せてもらい、インタビュー方法を学びました。
今回のゼミでは、インタビューについて学べたということは言うまでもなく、人の生き様を感じることができたのが大きな収穫だったと思います。
「日立市で活躍されている方がどんな学生時代を過ごし、今どんな思いを持って活動されているのか。」
「ゼミの参加者がなぜこのゼミに参加しようと思い、今後どんな人生を歩もうとしているのか。」
そんな話を聞けたことが私が今後の生活を考える上で貴重な経験になりました。
そんな尊い経験を文章に綴って残しておきたいという思いがメラメラと燃え上がってきがて久しぶりにブログを書いてみようと思ったのです。
全力で生きているか
今回のゼミで話を一言も聞き漏らすまいと熱心に話に耳を傾ける受講生や目の前の仕事(趣味と言ってもいいのかもしれない)に熱く取り組む講師の方々と接する中で、私は今を真剣に生きているんだろうかと思いました
社会人2年目。だんだん仕事にも慣れてきて力の入れ具合、抜き具合がわかるようになってきました。ちょっとした違和感の封印の仕方も。
でもふとこれでいいのか?と思いました。
今回出会った方々はもっと全力でした。社会問題に立ち向かおうとNPOで働く参加者も経営が趣味だという日立出身の方も。
そこで私は思い出しました。私が学生時代何をし、どんなことを考えていたのか。
いつもモヤモヤしてどう生きていったらいいのかわからなかったあの頃、休学して色々な地域に行って多様な人に出会い、自分の考え方が少しずつ変わったこと。
人の想いを伝えることの尊さを感じ、人の魅力を伝えるようなインタビュー記事を書きたいと思っていたこと。
白川郷で村の仕事の魅力を伝える記事を書いたこと、それを見た人から依頼されて休学中の経験を「休活ブログ」に書くことになったこと。自分でブログを書き始めたこと。
そんなふうに自分が行動したことで、自然と新しい扉が開かれ道が開けていくあの感覚をもう一度感じたい。そんなふうに思いました。
仕事との向き合い方、そして趣味
私は就活を経て希望する出版社に就職しました。あの頃感じていた。一か所に留まって生活をしていたくない、農業に携わりたい。その願いは今の仕事で実現しました。
でも違和感もあります。私は農業系の出版社で働いているので農業技術について聞くことが多いのですが、本当はそういうことよりもっとソフトなこと。「なぜそれをやっているのか」とか「今後どうしていきたいのかとか」とか「どんなきっかけがあってそれをやっているのか」とか一人の人間の生き様がはっきり見えるインタビュー記事を書きたいのです。
しかし今は営業のために人の話を聞いているような気がして釈然としないのです。
でも最近少しモヤモヤが晴れてきたような気がします。
それは仕事でたくさん話を聞く中で、その地域や作物のことがわかり、届けるべき人に必要な本を届ける楽しさがわかってきたからだと思います。わからなかったこともわかるようになって視野が開け、新たな情報と自分の経験を絡めて考え理解する。そんなことが少しずつできるようになってきました。
だから私は今後も仕事にもっと真剣に向き合い、もっと知識やできることを増やしていきたいと思います。
ただ、それでも仕事だけでは満たされない自分がいます。
やっぱりインタビュー記事を書いて人の魅力を発信したい!!
でもそれって仕事でやらなくてもいいことなんだなーと今回のゼミで気づかされました。だって土日にできるじゃん。来月それをできるじゃん。
だから必ずしもやりたいことの第一希望が仕事で実現できなくてもいいと思います。
私は色々な地域を周りながら農業とかかわる仕事がしたいから今の仕事をするし、インタビュー記事も書きたいからそれは仕事外でやる。
一部のやりたいことを仕事で実現し、一部のやりたいことは趣味で実現する。 ただ、どちらも決して妥協しない。仕事も趣味もやりたいと思ったらとことんやる。
それがいいと思いました。
休日を楽しみに仕事をするのでもなく、仕事のために休日を犠牲にするのではなく、平日も休日も仕事も趣味もどちらも楽しく、どちらも熱心に、そしてそれが双方に良い影響をもたらすように生きていきたいと私は思います。