コジコジのモラトリアム日誌

私はいつだって迷ってばかりだけど、遠回りしたからこそ見えた景色がありました。このブログはそんな私の成長記録です。

とまらない迷走 これから我々はどう生きるのか

どーもどーも今日も迷走中のコジコジです!

 

私はこの一年間ずっと、「一つの会社しか選べないなんて嫌だ。」「場所に縛られず生きていきたい」と思いながら生活してきました。

そんな私はこの一年間の過ごし方を完全に間違えました。

 

そういう思いをずっと持っていたのなら、プログラミングとかライティングの勉強をすれば良かったですよね。

場所にとらわれない働き方とか複数の仕事で生計を立てている人に話を聞くこともするべきでした。

 

しかし、私がしていたことは、ひたすら人に意見を求めることと、自分が所属する会社を探すことでした。

 

人に意見を求めると、「場所にとらわれない生き方ができるのはほんの一握りの人しかできないから無理だ」とか「まずは安定した生活を手に入れるべきだよ。病気になったらどうするの?」「仕事はそこそこにして休みの日のために生きる方がいいよ」などの意見を聞き、「自分の考え方がおかしいのか。世の中はそんなに甘くないのか。じゃあまずは就職先を決めなくちゃ。うぉ~~~~~」みたいになってしまい、自分の本当の思いと自分の行動が合致せず、大変苦しい思いをしました。

 

そして、パニック障害が再発し、、、、

「死んじゃうんじゃないか」という恐怖に襲われる日々が続きました(笑)

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(高校の時に発症し、大学生になってからはほとんど収まっていたのですが。)

好きだったコーヒーも飲めなくなりました。

どうやらコーヒーはパニックを誘発するようで、会社説明会でコーヒーを飲んだら死にそうになりました(笑)

(私は、全力で死への恐怖と格闘していましたが、身体には何の異常もないし、アレルギーでもないので実際には死にません。)

 

その会社はコーヒーや紅茶を扱う商社だったので、優雅なティータイムが好きな私にとって、放浪したいという思いを除けばかなり志望度が高い企業でした。

でも、説明会で本気で苦しみだしてかなりやばい感じだったので、恥ずかしくてエントリーシートの提出はやめました。

 

ここで私のこの一年間の思考を整理します。

希望する働き方

 どこでも仕事ができる

 複数の会社に属す、または組織に属さない

 

就職するとしたら

 食べることと海外が好きだから食品商社?

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国際コミュニケーション学科のくせに英語が大してできないから恥ずかしい

 ↓

英語を使う会社はやめよう

エントリーしたところで英語選考じゃない人でも英語ができる人なんてごまんといるかた面接でアピールできないからやめよう。

 ↓

あー、集団面接とかしても私選ばれなくない?

うぁー無理。面接とか無理!

 ↓

集団面接は受けないことに!

SPIの勉強をしていなかったのでwebテストで落とされる。 がーん

 ↓

SPI無しの個人面接を受けてみる

自分のこれまでの経験と自分の考えを伝えられた。

いい感じ

選考通ったー

面接大丈夫だー。

二次選考で志望度を聞かれる。他と弊社とどっちがいいのかと聞かれて正直に答えてしまう。

落とされる。

 ↓

他の会社のグループディスカッションを受けてみる。

グループディスカッション楽しい!

受かる。

4次選考で、全然関係のない会社なのに地域活性化がやりたいと書いて落とされる。

ばか

 ↓

様々な地域と関われるおもしろそうな会社を見つけた!しかもプライベートで地域を訪問した時に、補助金が出るらしい。

最高じゃん!

私「この会社行きたい」

母「従業員数少なすぎて危なくない?」

口コミを見てみる私。口コミがやばい。

説明会行くのやめるか。←「行けよ、ばか」

結局人の意見に引っ張られる私

 

 

とまあ就活中はひたすら自分に自信がなく、覚悟も決められず、人の意見に惑わされてばかりでした。

 

で、今の私から当時の私に言いたいのは、「行動が自分の軸と合ってないんだよ!」

「場所にとらわれず働きたいんじゃなかったのかよ。」

「一つの会社で働きたくないんじゃなかったのかよ!」

「就職するならそれを見据えて会社を選べよ。ばか」

 

そして一年前と何の進歩のない自分に猛烈にいら立っている今の自分がいます。

結局この一年間私の思考はふらふらふらふらと変わり、できるようになったことなど何もない。

 

まあ自己嫌悪に陥ったところで過去は変えられないので未来について考えましょう!

 

私の「場所にとらわれずに働きたい」「一つの会社しか選べないなんて嫌だ」という私の思考は本当におかしいのでしょうか。

 

いや、おかしくない。

むしろ今そういう働き方に世の中は変化しているんだよ!

安定とかないからまじで!

急速に変化しているこの時代に、すごい勢いで人間の仕事が減っていく時代に、一つの場所に留まろうとしているほうが危険でしょ!

 

劇的に社会が変化していく今、社会に出ていく私たちが何を選択すれば生き残っていけるのかなんてわからない。

選択肢が非常に多く、恵まれた私たちが何で生計を立てていくのかを決めるのは容易でない。

だからこれから社会に出る私達世代は、これまでに社会に出ていった先輩よりもずっと迷っているのだと思う。

 

そんな私達が迷走から抜け出すためには、もっと好奇心を持ってやりたいことをやり、情報を集め、経験を積むことだと思う。

しかし、そんな時に私達が考えてしまうのは、「やりたいことばかりやってていいのか。」「勉強しなきゃ」「みんなスーツを着てリクナビマイナビ使って就活しているからそうした方がいいかも」

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「ちょっと待った!

座って知識詰め込んだだけじゃ使えないから!

みんなって誰だよ(笑)」

 

自分が見ている世界って本当に狭くて、一度思い込んだらなかなかそこから抜け出せない。

自分が本来考えていたことも、人に反対されればそういう思いを持っていたことすら忘れてしまうこともある。

自分の考えと他人の意見が一致せず、自分で自分を批判し始めることもある。

 

就活中の私は本当に何も見えなくなってしまって、自分が行きたい道の人に意見を聞くとか、とにかく自分がやりたいことを突き詰めるなんてことは全くせず、「やりたいことをやっている場合じゃない。皆の流れから乗り遅れないようにとにかくそっちに行こう」

 

そんなことをやっているうちに何の能力も身につかず、就活の交通費で大金を持っていかれ、やりたいことができなかったもやもや感で今も後悔の念に駆られております。

 

田舎でフリーアルバイターになると宣言している私ですが、いくつかの仕事を渡り歩きながら生活するのもいいけれど、自分の専門スキルがあって、その上でそういう働きをした方が生き残っていける可能性は確実に上がるわけで、何の能力もない無力な私がそういう決断をしたところでお先真っ暗なのかもしれません。

 

まーだ迷ってるんかい!と思われるかもしれないですが、迷ってはいないです。

場所にとらわれない働き方ができるようなスキルを身につけた上で、自然と共に四季に合わせて色々な仕事をしながら生活をしていきたいです。

 

もう23歳。もうすぐ卒業。

私と同い年の人はもうすぐ就職して2年目を迎えます。

私は、なかなか大人になれないモラトリアム人間

ゴールに向かってまっすぐ走ることができず、寄り道してばかり。

後悔と自分に対するいら立ちは半端じゃない。

存在していることが恥ずかしいわ!

でもこれからも生きていかなければならない。

何度後悔しても、何度出口がわからなくなっても進むしかない。

自分のばかやろう!しっかりせえ!

とりあえず、人の意見や行動に左右されず、自分の進みたい道を追求しなさい。

 

ただただ自分への戒めとストレス解消に長々と書いた文章でした。

 

おしまい