コジコジのモラトリアム日誌

私はいつだって迷ってばかりだけど、遠回りしたからこそ見えた景色がありました。このブログはそんな私の成長記録です。

結局のところ私は逃げているだけなのかもしれない

こんばんは!

大学卒業後に田舎でフリーアルバイターになりますコジコジです!

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gap-year.hatenablog.com

 

「正社員になりたくない」

「一つの仕事を長期間していたくない」

と言っている私は結局は逃げているだけなのかもしれません。

 

【イベント】仕事を組み合わせて生きるムラのローカルライフ

 

10/29(日)新潟イナカレッジさん主催の「仕事を組み合わせて生きるムラのローカルライフ」という講演会に参加してきました。

 

そこでは新潟に移住し、複数の仕事を組み合わせて生きるゲスト三名がどんな思いを持って、どのような暮らしをしているのかお話してくださいました。

 

それを聞いて感じたことは、みなさんが前職の経験を活かし、自分の好きなことをするために、他の仕事でもお金を稼ぎながら生計を立てていたり、農作業ができない冬に別の仕事をして自分の生活を支えていることでした。

私のように「一つの仕事だと飽きるから」とか「同じ場所に留まりたくないから」ではなく、むしろ自分が情熱をかけてやりたいことが明確にあるからこそ他の仕事もやりながら自分の満足のいく生活ができているのだと感じました。

 

例えば、前職で建築関係の仕事をされていた方は、農業をするために新潟に移住して、農業ができない冬には除雪でお金を稼いだり、農作業の空いた時間に地域の活動を支えるNPOなどに関わっていらっしゃることがわかりました。

 

大学で栄養学を学んでいた女性は、地域おこし協力隊として小千谷市に着任し、その業務として農家レストランでの接客を任されながら自分ができることを増やし、任期終了後には、今までの仕事もしつつ、スイーツのお店も開業されていました。

 

このように新潟で仕事を組み合わせて生きている方々は、自分がやりたいことが明確にあり、その補助的な役割として他の仕事があるのだと感じました。

また、彼らが仕事をとるにあたって、地域の人が気にかけてくれて仕事を提供してくれることも多いようで、私みたいに「一つの仕事をずっとしていたくない」などのマイナスな理由からそのような働き方を選択した場合、地域の人から信頼してもらい、仕事を任せてもらうのは難しいかもしれないと感じました。

 

つまり、どんな場所でどんな働き方をするにしても人間関係は非常に重要で、仕事をもらうためには自分が信頼するに足る人間だということを証明しなければならないと感じました。

場所に縛られず自由に生きているように見えるフリーランスも、それまでの実績とスキルが信頼となり、新たに地域に飛び込んでいく人にとっては、地域の人との良好な人間関係と勤勉さが信用となるのではないかと感じました。

 

つまり私のように一つの場所や一つの仕事から逃げて、ふらふらしていたらいつまでたっても自分の居場所と言えるものは見つからず、自分の好きな生き方もできないのかもしれません。

 

今後はもう少し、「逃れたいから」というマイナス面からではなく、プラス面から自分のやりたい仕事、生き方を考えていきたいと思います。

 

Qそれでは今私が最もやりたいこととはなんでしょうか?

A農業と情報発信です。

 

私は、人間の生きる基本である「食」を大切にしたいと思っており、将来はできるだけ自分の食べるものは自給して生きていきたいと思っています。

色んな世界を見たい、放浪したいという思いも強いので、定住が必要な農業を本格的に始めるのは、数年後になるかもしれません。

今は自分でやるというよりは農業や山で様々な種類の山菜をとれるようになるなど生活スキルを上げていきたいと思います。

 

二つ目の情報発信ですが、情報発信をすることによって人との繋がりが増え、新たな可能性が広がることを最近感じています。

文章を書くおもしろさも感じていて、もっと言葉でいろいろな表現ができるようになりたいと思っています。

私の今やりたいこと二つを組み合わせるならば、農業とフリーライターをしながら生活していくことが私にとって最適なのではないかと思っています。

文章を書くことは趣味で、素人の私がお金になる仕事をさせてもらえるとは現段階では期待していないので、生計は農家に雇ってもらうことによって立てていこうと思います。空いた時間で、山菜を採りに行ったり、新たな遊びを考えたりと村の暮らしを満喫出来たらいいなと思います。

冬の間は雪で農業はできないと思うので、代替策を考えなければなりません。

 

まとめ

今回のゲストからは自分のやりたいことをするために住む場所と職業を変え、たとえ移住する前よりも所得が下がっても、精神的に豊かな暮らしを送る魅力を聞かせてもらいました。

私たちは職業を選ぶ時、給料や雇用形態ばかりを見てしまいがちですが、そうではなく、どんな暮らしをしたいのかを重視し、働き方を変えることで自分の理想の生活を手に入れているゲストから自分の欲しい暮らしの作り方を学びました。